1.DEC.2020
日本に渡来した
新型コロナウィルスが
その存在を
くっきり示し
不穏な空気が
漂いはじめた2月下旬
その頃から
着手したマスク
気軽な自分用から
いつの間にか
クラッカー用として
エスカレートしていく
コトになってしまった
『顔面』は人生初の部位
スタート時点から
完成までの道のりは
長くなるだろうと
予想していた
必ず来るだろう
冬の大波(第3波)に備えて
しっかりした製品をつくる
という目標を立てて
取り組んだ
医療機関では
通用しなくても
通常の
行動範囲であれば
ある程度のリスクは
回避できるはずだ
ファッションや
マナー
としてではなく
ヒトからウィルスを
遠ざけるための盾
そんな道具をめざす
よし。
試作品をつくっては
ソレをつけて数日を過ごす
何度も繰り返した
わかっていても
カタチするのは
むずかしい
扱ったコトのない
資材の調達にも
時間がかかった
サイズのコトも
忘れてはいけない
子どもから大人まで
必ず当てはまるような
サイズ展開を
考えなければならない
そういうコトも
合わせて
方向性が整ったのは
7月に入った頃だった
次に
それらを1枚ずつ
つくっていく作業
仕事場は一時
マスク工場になった
不思議な光景だった
意味があると思える
モノ・コトを
カタチにするには
根気がいる
どこかにスキがあれば
せっかくの意味が
半減どころか
全滅してしまうから
とにかく
納得のいくカタチで
完成してよかった
* * * * *
外出自粛は
個々の事情や
考え方があるから
なかなか
足並みはそろわない
けれど
危機感を
維持しつつの行動は
もちろんのコト
それにともなう
自己予防はできる
手洗い うがい マスク
感染拡大を少しでも
防げるように
確かな効果を
どうしても発揮してほしい
そのための
欠かすコトのできない
プロセス
手洗い+煮沸
正しい装着
信頼を込めた
「ヨロシクお願いします」の
心の掛け声と一緒に
バトンを渡したいと思う